5月11日(水)1コマ目

今日、やったこと

  • (おさらい)N進数の足し算、引き算
  • (おさらい)N進数の基数の補数、減基数の補数
  • 2進数での負数の表現方法

今日のホワイトボード

(おさらい)N進数の足し算、引き算 

8進数を題材にしました。8進数の引き算では上のケタから借りてくるのは8。

図 8進数の引き算


(おさらい)基数の補数、減基数の補数

基数の補数は足すとケタ上がりする最小値。

減基数の補数は足すとケタ上がりしない最大値。


2進数の場合

引き算の際、上のケタから借りてくるのは2。

また下のケタに2を貸すと、その桁の値は1減。

図 2進数での2の補数、1の補数


4進数の場合

引き算の際、上のケタから借りてくるのは4。

また下のケタに4を貸すと、その桁の値は1減。

図 4進数での4の補数、3の補数


2進数での負数の表現

絶対値の2の補数で表す。

10進数の負数を2進数にするには

①絶対値を2進数へ

②変換した2進数の2の補数を求める

図 2進数で負数を表現する

なお、2の補数を求める際の引き算が苦手な方は

①まず1の補数へ

これは簡単。ビットを反転(0->1、1->0)するだけ。

②1の補数にプラス1

1の補数+1で2の補数になる。

図 簡単な2の補数の求め方

まとめ

2進数の足し算、引き算をする機会がちょこちょこあります。
理屈は普段の10進数の足し算、引き算と同じです。
10進数は10でケタ上がり=>上のケタから10を借りる
2進数は2でケタ上がり=>上のケタから2を借りる